200年住宅 HABITA | MISAWA international
HOME>HABITAとは

構造体に予算をかけませんか

もっと構造体には予算をかけておきませんか?

 

 住宅の価格の内訳を知れば、住宅建設の予算計画に対する考え方が変わります。その中でも意外なのは、構造体の価格が思った以上に安いことです。将来のリフォームや、資産価値と言うことを考えれば、もっとも大切な部位であるはずなのですが。

 

 例えば一般的な住宅では、2000万円の価格でも、構造体に関する費用は100万円台です。ややもすると100万円台前半になります。こうした本体よりも、これらを隠すための部品や、寿命の短い設備などに多くの費用がかかっているのです。

 長く資産として残っている古民家を見習えば、構造体にこそ力と予算が注がれていました。HABITAはこうした予算配分も大切なコンセプトのひとつとして捉えています。そのため、構造体の価格も公開しています。一般的な材料との違いは次の通りです。

  一般木造 HABITA  
材積 小さい 大きい 3.5寸(10.5cm)と5寸(15cm)の違いだけでも材の量は2倍になります。
産地 外材 国産材 国産材の方が一般的には高いと言われています。
強度 JAS品 JAS品  
乾燥 20% 1013
乾燥することは手間と時間と設備費がかかるので高くなります。
仕上 なし 加工品
現しで使う材には、鉋掛けやサンダーの仕上げ加工を施したものでなければ使えません。
品質 問わず 指定  
金物 鉄板 ダグタイル鋳鉄
製鉄では20世紀最大の発明と言われている鋳鉄を使用しています。

これらの材料を使った構造体の価格が、次の通りです。

 「出居民家」の構造体価格

 「岩瀬牧場」の構図体価格

 「SORA・MADO」の構造体価格

 

 長くもたせる構造体こそが環境に貢献し、資産価値も長く保たれるものです。HABITAでは材積だけでも2倍近く品質等を考えれば、2倍以上の予算を構造体にかけていることになります。

これらのHABITAの構造体価格を見ていただいても、一般的な住宅の構造体価格が100万円台であることが、ご理解いただけると思います。

 これからの家づくり。どんな家にするにしても、構造材がどのような材料でどれくらいの量を使われるのか、価値がいくらあるのか、確かめながら家づくりを進める時代です。


Copyright (C) all Rights Reserved. by Misawa International.